自分の人生、満足してるかい。

生き方論~自分らしい人生とはなにか~

【書評】ぼくの人生の愛読書を紹介します

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頭の中をまるで、家の中を掃除するように整理をする。

いるものといらないものを分けて、いらないものはこまめに捨てていく。必要なものも、できるだけコンパクトにまとめ、かさばらないようにしておく。

今の社会では、この「整理する力」が必要不可欠なんじゃないでしょうか。

というのも、現代社会は情報社会だからです。与えられた情報だけを鵜呑みにし、生きているだけでは、有意義な人生を送ることはできないはずです。

そこで、皆さんにおすすめしたいのが、外山滋比古さんの、「思考の整理学」という本です。この本は、30年以上前に書かれたものにもかかわらず、現代の社会の問題点を鋭く突いています。人生という長い旅を、自分でかじ取りを行っていくためにどうすれば良いのかがわかるはずです。年齢にかかわらずぜひ読んでもらいたい本です。

本書では、現代にコンピューターが現れたことが、人間の頭の使い方に大きな影響を与えたと述べられています。

学校のような機関で、知識を頭に蓄え、それらがきちんと頭に入っているかを確認するテストを行うこと。これが、これからの時代では役に立たなくなってゆくと外山さんは警鐘を鳴らしています。

自分が今持っている知識を組み立て、自ら仮説を立てて、それを実現していくというスタイルが今求められている。そうでなければ、人間はコンピューターにますます仕事を奪われていってしまいます。

本書を読んで、自分の人生を自由に生きていける人がもっと増えますように。

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